ホテルで働く!英語を使う仕事~ホテルスタッフ~
世界各国からのお客様をお出迎えするホテルでは、英語力は欠かせません。ホテルによってはお客様の8割が外国籍の方という、日本にいるのに英語環境のホテルもあります。英語は使わないと忘れてしまいます。留学やワーキングホリデーからの帰国後、英語力維持のためホテル職を選ぶ人は少なくないです。今回はホテルでのお仕事の中でも特に英語を使う宿泊部門のお仕事をご紹介いたします。
フロント
「ホテルの顔」とも言われるフロントスタッフ。ホテルに入ってきたお客様が、まずチェックインをする場所です。仕事はチェックインやチェックアウトの対応の他、会計業務、宿泊予約の管理、案内業務、外貨両替などがあります。ホテルフロントというと接客をイメージしますが、WEB予約の対応があったり、ワードやエクセルなどパソコンスキルも必須となります。
ベル/ロビー
ホテルのロビーに待機して、チェックインを終えたお客様の手荷物をお預かりし、お部屋までご案内します。また、ホテル内の説明をしたり、ホテル周辺の情報も覚えておく必要があります。チェックアウトの際にはフロントから車までお客様の荷物を運びます。ドアマンがいないホテルでは、リムジンバスやタクシーなどの手配を行う事もあります。
ドアマン
お客様が最初にホテルで出会うホテルスタッフです。ホテルの正面玄関前に立ち、ゲストの車を誘導し、降車されるゲストをお出迎えします。ドアの開閉の他、荷物を運びながらお客様をフロント/ロビーまでご案内します。ホテルの第一印象が決まる場所でもある、大事なポジションです。
コンシェルジュ
ホテルの「何でも屋」であるコンシェルジュは、館内・館外施設のご案内、レストラン予約に観光案内、乗車券や観劇チケット手配、タクシーやレンタカー手配の他、お客様のありとあらゆるご要望にお応えします。幅広い知識、そしてその知識を応用できる思考力が必要となるため、経験豊富なベテランスタッフが選ばれることが多いです。コンシェルジュがいないホテルは、その役割をフロント・ベル・ドアマンなどが分散して行っています。
まとめ
ホテルには様々な仕事がありますが、働いているスタッフの目指すところは同じで、「お客様に喜んでいただくための、より良いサービス」ではないでしょうか。常にアンテナを張り、お客様が何を求めているか、さらにはお客様の想像を超えるサービスを追求していくことが大事です。このように対面で接客することが多いホテルスタッフは、海外のお客様にも日本人のお客様と同じように満足していただくために英語力が求められます。