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 シェアハウス生活:メリットとデメリット

 近年、20代から30代が引越しをする際にシェアハウスを選択する傾向が高まっています。都市での新たな生活を始める若い世代にとって、都市部での高い家賃やライフスタイルの多様化により、コスト面のメリットや新たな出会いや経験などが重視されることからシェアハウスがより魅力的な選択肢として注目されています。
また、シェアハウスの普及に伴い「女性専用」や「防音室あり」など安全性やプライバシーの確保に重点を置いたサービスや施設も増加しており、これらの要素もシェアハウスの選択を後押ししています。今回はそんなシェアハウスについてメリットとデメリットを中心にご紹介いたします。

【シェアハウスとは】

複数の人が同じ住居を共有する形態の住宅です。一軒家やマンション、アパートなど住居の種類や住居者の人数などは様々です。どの物件も各住人が個々のプライベートルームを持ちながら、キッチンやリビングルーム、バスルーム、トイレなどの共有スペースを共同で使用します。都市部で高額な家賃を抑えながら、快適な生活を送るための手段として人気を集めています。


【メリット】

①コストの節約:東京は高い家賃が一般的ですが、シェアハウスでは他の住人と家賃を分担することになるので、家賃を抑えることができます。また、敷金・礼金、仲介手数料が不要な物件も多いので、初期費用を抑えられ、都心での暮らしを手軽に始めることができます。

②交流:シェアハウスでは様々なバックグラウンドを持つ人々と出会うことができます。リビングやキッチンなど共通のエリアを共有することで、住人同士の仲が深まり、新しい友人ができたり、海外の方がいる場合は異文化コミュニケーションを通じて、自分の知らない世界を見ることできます。

③設備の利用:都市部で独り暮らしをすると狭いワンルームになることも多いなか、シェアハウスは個々の部屋は狭くても共有の設備が多く含まれています。キッチンやリビングルームは通常のひとり暮らしの場合よりも広く、物件によってはジムやメイクルームが備わっていたりと、より快適な生活を送ることが出来ます。

④家具・家電付き:共用部には冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機や掃除機などの家電から、テーブルやソファ、鍋やフライパンなど家具や生活用品まで揃っています。個室にもベッドやカーテンがすでについていることが多く、引越し費用が抑えられます。


【デメリット】

①プライバシーの欠如:他の住人と共有スペースを使うことが必要です。そのため、プライバシーが制限されることがあります。特に、部屋が小さい場合や音が漏れやすい場合は、他の住人の生活音に影響を受けやすくなります。

②ルールとの衝突:シェアハウスにはルールがありますが、すべての住人がそれに従うとは限りません。生活習慣や価値観の違いから、トラブルが生じることがあります。例えば、清潔さや騒音の問題が挙げられます。

③一時的な居住性:シェアハウスは一時的な居住場所として選ばれることが多いです。しかし、将来的に家族を持ったり、よりプライベートな空間が必要になったりすると、シェアハウスからの脱退が必要になるかもしれません。

④家具や設備の共有:メリットでもある設備や家具は時としてデメリットにもなります。他の住人と共有するため、使用する際には予約が必要だったり、使用中に他の住人が待っている場合は利用できないことがあります。

【まとめ】

シェアハウス生活は、新しい出会いや経験を求める若い世代にとって魅力的な選択肢です。
プライバシーの欠如やルールとの衝突など、注意すべき点もありますが、新しい出会いや交流、費用対効果の高さなど、多くのメリットがあります。若いうちしか出来ない貴重な経験になることも多いので、引越しの際には選択肢の一つとして是非一度検討してみてください。


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